出版社内容情報
世界の工場としてだけではなく、世界一の消費地として台頭しはじめた中国でのブランドや広告、メディア戦略を、制作現場での豊富な調査研究により検証した画期的な書。表面的なビジネス視点での中国分析ではなく、人類学的なアプローチを用いつつ、中国人消費者の視点から現代中国の消費文化の最前線を浮き彫りにしてゆく。
内容説明
世界の工場としてだけではなく、世界一の消費地として台頭しはじめた中国でのブランドや広告、メディア戦略、若者たちの実像を、制作現場や聞き取りなどの豊富な調査研究により検証した画期的な書。表面的なビジネス視点での中国分析ではなく、人類学的なアプローチを用いつつ、中国人消費者の視点から現代中国の消費文化の最前線を浮き彫りにしてゆく。
目次
序章 中国における広告とは
第1章 新・いまどき女性のポジショニング
第2章 ストーリーテリングと企業ブランディング
第3章 中国にブルジョワ・ボヘミアンはいるか?
第4章 ハロー、モト:若者文化と音楽マーケティング
第5章 CCTVと広告メディア
最終章 北京オリンピックと上海万博を終えて
著者等紹介
王瑾[ワンジン]
中国生。マサチューセッツ工科大学教授、専門は中国文化研究。MITでの中国政策研究・比較メディア研究ディレクターであり、クリエイティブ・コモンズの国際アドバイザー首席、ハーバード大学中国政策研究プロジェクトの組織委員、前デューク大学東アジア文化センター・ディレクター。マサチューセッツ大学でPh.D.取得(比較文学)
松浦良高[マツウラヨシタカ]
上海博報堂・市場企画本部本部長、博報堂・研究開発局上席研究員、上海同済大学客員教授。博報堂ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所を経て、現職へ。1997年学習院大学法学部法学科卒業、1999年米国ジョージ・ワシントン大学大学院修士課程(東アジア研究専攻)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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