現代ドイツの政治思想家―ウェーバーからルーマンまで

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 440p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000227407
  • NDC分類 311.234
  • Cコード C0031

内容説明

本書はイギリスにおける新進気鋭のドイツ政治思想研究者である著者が、英語圏の読者に向けて現代ドイツの代表的な思想家六名の政治理論について概説した入門書である。叙述にあたっては、それぞれの思想家たちが生きた時代の歴史的背景をも視野に入れ、彼らの政治理論がどのような社会・政治状況のなかで生み出されたのか、その相関関係についても論及している。また、政治をめぐる英米の考え方と特殊ドイツ的な考え方とを対比させ、ドイツ政治思想の特色は「政治的なるもの」の優位性を認める点にあると分析、そのような視点から六人の政治思想の特徴を描き出している。この一冊で、ドイツ政治思想とドイツ政治史の流れを把握できる独創的な入門書。

目次

序論
第1章 マックス・ウェーバー
第2章 カール・シュミット
第3章 フランツ・ノイマンとオットー・キルヒハイマー
第4章 ユルゲン・ハーバーマス
第5章 ニクラス・ルーマン
結語

著者等紹介

安世舟[ヤスセイシュウ]
現在、大東文化大学法学部教授(政治学原論)。政治学博士

永井健晴[ナガイタケハル]
現在、大東文化大学法学部教授(西洋政治思想史)。フランクフルト大学哲学博士

安章浩[ヤスアキヒロ]
現在、尚美学園大学総合政策学部専任講師(行政学、政治過程論)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品