出版社内容情報
繁栄を極めた経済大国がなぜ衰退の道を歩むのか,再生の道は残されているのか-人間の一生に似て,国家にも生命力あふれた成長の時代もあれば,老化・衰退の時代もあるという視点から,国際経済学・比較経済史の大家が500年に亘る世界経済の歴史を描く.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kiyoshi Utsugi
29
日本語訳は上下に分かれていて、それぞれが200ページちょっとなので、挫折せずに読むことが出来ます。 上巻は、 ・序 ・国家のライフ・サイクル ・首位の継起 ・イタリアの諸都市国家 ・ポルトガル、スペイン ・低地諸国 ・フランスー永遠の挑戦者 という構成になっています。 アメリカ、日本、ドイツ、イギリスは下巻になるようです。 繁栄を極めた経済大国が、なぜ衰退してしまうのか。人間の一生になぞらえて、1500年から1990年のおよそ500年にわたる歴史を紐解きながら描いたものです。 個人的には下巻が楽しみです。2022/08/29
ヨンデル
2
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/06/21
ゼロ投資大学
1
1500年以降の主要な経済大国を分析し、興亡の要因を探っていく。経済大国も人間と同じように、生命力あふれた成長の時代もあれば、老化し衰退する時代もある。経済的リーダーシップを持った国々の変遷を考察する。2024/09/18
ワッキー提督
0
門外漢の感想としては、文化的要因に大きな注意を払っているように感じた。2016/08/28
sekaisi
0
実読時間12時間、経済関係の本に参考文献としてよく載っている本です。デビッド・S・ランデスの「強国論」と同じような論調ですが、読みやすかったです。ただ、真珠湾攻撃前の対日経済対策(制裁)は、うやむや感があります。2015/03/26
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