出版社内容情報
世界中で高まる防衛力強化への潮流は、本当に戦争の抑止につながるのだろうか。戦争・軍事、そして平和をめぐる人類の百余年の営みはどのようなものだったのか。近現代世界・日本の戦争から軍事力がもった意味を問い直し、平和への教訓を探る。これからの日本と東アジアについて、自分たちが考えていくための土台を提示する
内容説明
世界中で高まる防衛力強化への潮流は、本当に戦争の抑止につながるのだろうか。戦争・軍事・平和をめぐる我々人類百余年の営みはどのようなものだったのか。近現代における世界・日本の戦争から軍事力がもった意味を問い直し、平和への教訓を探る。これからの日本と東アジアを一人ひとりが考えていくために土台となる一冊。
目次
第1部 ウクライナから考える(ウクライナ戦争はどのようにして起こったのか;NATOの東方拡大は戦争を抑止したのか)
第2部 近現代世界史の中の戦争と平和(どのような戦争が起こってきたか;軍拡が戦争を呼び起こす;戦争を許さない世界を求めて ほか)
第3部 日本をめぐる戦争と平和(日本の戦争から考える―軍事同盟と“戦争放棄”;東アジアの戦争をどう防ぐか)
おわりに 戦争と平和を歴史から考える
著者等紹介
南塚信吾[ミナミズカシンゴ]
1942年生まれ。千葉大学・法政大学名誉教授。世界史・ハンガリー史
油井大三郎[ユイダイザブロウ]
1945年生まれ。一橋大学・東京大学名誉教授。米国現代史・現代世界史
木畑洋一[キバタヨウイチ]
1946年生まれ。東京大学・成城大学名誉教授。国際関係史・イギリス帝国史
山田朗[ヤマダアキラ]
1956年生まれ。明治大学文学部教授。日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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