クルト・ヴァイルの世界―実験的オペラからミュージカルへ

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クルト・ヴァイルの世界―実験的オペラからミュージカルへ

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  • サイズ 46判/ページ数 494p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000226455
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C0073

出版社内容情報

ブレヒトと作った《三文オペラ》の作曲家として有名なヴァイル。若くしてヨーロッパで成功を収めたが、ナチスに追われアメリカに亡命。戦後、ミュージカル界での成功を「大衆迎合主義」への転向とアドルノに批判され、その豊かな世界は忘れられる。没後70年を経て再評価が進む「二つのヴァイル」の実像を詳細に描き出す。

内容説明

ブレヒトと作った“三文オペラ”の作曲家として有名なヴァイル。若くしてヨーロッパで成功を収めたが、ナチスに追われアメリカに亡命する。亡命後、アメリカのミュージカル界で活躍するも、アドルノに「大衆迎合主義」と批判され、その豊かな世界は忘れられる。没後70年を経て再評価が進む「二つのヴァイル」の実像を詳細に描き出す。

目次

“三文オペラ”と「二人のヴァイル」
第1部(デッサウから世界へ;踊るベルリン;“三文オペラ”の熱狂とオペラの実験;ヴァイルとブレヒトのアメリカ;闘うヴァイル)
第2部(亡命の哀歌;アメリカで見た景色;ダビデの星と星条旗;ドラマとしてのミュージカル;社会派音楽劇の軌跡)
文化的記憶としての“三文オペラ”

著者等紹介

大田美佐子[オオタミサコ]
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。学習院大学大学院人文科学研究科ドイツ文学専攻博士前期課程修了。ウィーン大学大学院人文科学科博士課程修了。ハーバード大学音楽学部客員研究員など。現在、神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。専門は音楽文化史・音楽美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Wataru Hoshii

4
「二人のヴァイル問題」、すなわちヨーロッパ時代とアメリカ時代の作風・思想が断絶しているという思い込みを、丁寧な資料調査によって覆す労作。オペラであれミュージカルであれ、ヴァイルは常に音楽劇という形式で社会問題を見つめ、大衆への問いかけを続けたことが論証されている。20世紀の亡命作曲家による米国ポピュラー音楽への影響の具体例としても興味深かった。私はこれまでミュージカルはあまり熱心に見てこなかったのだが、20世紀音楽を知るためにはやはり欠かせないジャンル。古典となったミュージカル作品をもっと観たいと思った。2022/07/24

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