狂気の西洋音楽史―シュレーバー症例から聞こえてくるもの

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000225793
  • NDC分類 762.3
  • Cコード C0073

出版社内容情報

「教員免許更新制」という、教師バッシングの風潮の上に成り立つ施策は、教師の士気を著しく損なったばかりか、教師志望者を急減させた。よい教師はどう育つか。教師たちへのインタビュー、アンケートをもとに具体策を提言。

内容説明

フロイトの症例で名を知られるダニエル・パウル・シュレーバー(一八四二‐一九一一年)は、激烈な狂気のただなかで、妄想の「声」と闘うために、ピアノを演奏していた―。これまで顧みられることのなかったその事実から始まる本書の探究は、シュレーバーとシューマンに深い関わりがあったことを明らかにする。その向こう側には、シューマンをはじめとする幾多の作曲家たちを悩ませ、「狂気」に追い込みさえした「音楽と意味」という巨大な問題が浮かび上がってくる。ディドロが描いた「ラモーの甥」に始まり、マーラーを経て、ついにシェーンベルクに到達する系譜がたどられるとき、本書は誰も見たことのない、まったく新しい西洋音楽史への挑戦であることが明らかになる。

目次

序章 狂気の西洋音楽史、あるいは「シュレーバーの音楽」
第1章 シュレーバーと音楽(シュレーバー家と音楽;主治医フレックシヒ ほか)
第2章 意味の病としてのパラノイア(フロイト;ラカン)
第3章 音楽と意味(ピアノと拘束具;ロマン主義 ほか)
第4章 「シュレーバーの音楽」の始まりと終わり(ラモーとその狂気;「シュレーバーの音楽」の終わり)
結論

著者等紹介

椎名亮輔[シイナリョウスケ]
1960年東京都生まれ。1994年ニース・ソフィア=アンチポリス大学文学部哲学科博士課程修了(哲学博士)。現在、同志社女子大学学芸学部音楽学科教授。専門は音楽美学・音楽哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

3
15-80 中沢新一の慫慂「音楽のリビドー分析」★漆黒演奏 魔の9分間が実は異常な緊張感の支配「音楽的時間」「音群的音楽」「音楽的意味」「総音列音楽」…「音楽的時間=音楽的意味」ケージの実験音楽とは?音の本来の意味…とは。フロイトの症例で知られるシュレーバーは、妄想と闘うためにピアノを演奏していた。1800年代激烈な狂気のただなかで、脳内に響き渡る「声」と闘っていた。幻聴…「音楽と意味」という巨大な問題?その事実から始まる探究は「ラモーの甥」に始まりマーラー、シェーンベルクに行き着く、全く新しい音楽史。2011/11/07

rubeluso

1
西洋音楽史における意味するものと意味されるものの崩壊、そして音楽の死を描こうとした本だと思う。精神医学、音楽史どちらにもあまり詳しくはない自分には難解な部分がかなりあった。ただその上であえて言うけどシュレーバーがそれを代表しうる人物だったのかはちょっと疑問に思う。心性史は難しい2014/04/21

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