出版社内容情報
ポスト小泉の行方は、小泉改革という「ヴィジョンなき破壊」をどう改めるかにかかっている。これまでパッチワーク的にしか取り上げられてこなかった地方分権、年金・医療、税制の改革案を有機的に関連づけ、さらに財政再建至上主義に陥らない資産・負債管理の方法も提示する、画期的な「トータルとしての財政改革論」。
内容説明
ポスト小泉の行方は、小泉改革という「ヴィジョンなき破壊」をどう改めるかにかかっている。これまでパッチワーク的にしか取り上げられてこなかった地方分権、年金・医療、税制の改革案を有機的に関連づけ、さらに財政再建至上主義に陥らない資産・負債管理の方法も提示する、画期的な「トータルとしての財政改革論」。
目次
序章 絶望の構想から希望の構想へ
第1章 地方分権改革への道程
第2章 体系的な社会保障制度改革―年金・医療改革で社会の絆を強化する
第3章 税制改革の将来構想―「公平」と「効率」を調和させる
第4章 資産・負債管理型国家の提唱―財政再建至上主義を超えて
終章 未知なる大海を目指して
著者等紹介
神野直彦[ジンノナオヒコ]
1946年生まれ。東京大学経済学部卒業後、日産自動車を経て、1981年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。財政学・地方財政論
井手英策[イデエイサク]
1972年生まれ。東京大学経済学部卒業後、2000年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科助教授。財政学・金融論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
hayao_s
メルセ・ひすい
hachiro86