出版社内容情報
自らの意志を貫き通しているアウンサンスーチー.彼女の強さ,おだやかさは,どこからきているのだろうか.ビルマで長年修行をした米国人僧侶を聞き手として,宗教観,人生観,国への想いを語ったロングインタビュー.
内容説明
軍事政権下のビルマにあって、長期間にわたり自らの意志を貫き通しているアウンサンスーチー。彼女の強さ、おだやかさは、どこからきているのだろうか。ビルマで長年修行をした米国人僧侶を聞き手として、宗教観、人生観、家族の思い出、国への想い、和解のあり方などを語ったロング・インタビュー。
目次
「今でも私たちは、囚われ人として自分の国に住んでいます」
「逃げることは問題の解決にはなりません」
「真理は力強い武器です」
「民主主義をめざして努力する」
「人々が私のことを重要人物だと思っていることに、今でも驚きます」
「それぞれの国は人間性の絆によって他の国々と結びついています」
「聖人とは、試し続ける罪人のことです」
「私を捕らえた人々を、私は決して憎むようにはなりませんでした」
「暴力は正しい方法ではありません」
「私以外に誰も私を卑しめることのできる者はいません」〔ほか〕
著者等紹介
大石幹夫[オオイシミキオ]
1956年1月30日生まれ。京都大学文学部卒業。英国ブラッドフォード大学で平和学博士号を取得。マレーシアのJust World Trust研究員をへて、サラワク大学で政治学を教える。現在、ニュージーランドで、紛争解決のコンサルティングに従事
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