内容説明
「台峯」は北鎌倉駅より徒歩二〇分。宅地開発計画に反対する市民運動の結果、全面保全が決まった三六・七ヘクタールの緑地だ。中心には池と谷戸があり、「オロチ桜」と呼ばれる古木が森を見守っている。カワセミやホタルに出会える自然が、ここには残っているのだ。四季折々の変化を追ってきた写真家が、この森の魅力を伝える。
目次
台峰に春が来た
台峯、春爛漫
奇っ怪な桜たち
桜、散る
光射す谷戸
梅雨の谷戸で
虫たちの季節
ホタルの宿り
晩夏、山細る
秋来たる
晩秋
雪の日
著者等紹介
関戸勇[セキドイサム]
1946年、福岡県八幡市(現北九州市)生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業、岩波映画製作所写真部を経て、フリーの写真家となる。現在は「路傍の写真師」と称して、自然や植物、人物などをテーマに、写真を撮り続けている。日本風景写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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