出版社内容情報
オバマの思想とは何であり、それはどこからやって来たのか。オバマの著作や演説を丹念に読みこんだ思想史家が、彼の思想を、アメリカ・デモクラシーの歴史、哲学的プラグマティズムの伝統、そして一九六〇年代以降のアカデミズムの環境の中に位置づけて考察してゆく。オバマを思想史的文脈のなかで浮かび上がらせる本格的研究。
内容説明
オバマはなぜ挑発よりも熟議を好み、中庸の擁護者であろうとするのか。そこに見られる彼の思想とは何であり、それはどこからやって来たのか。オバマの著作や演説を丹念に読みこんだ思想史家が、彼の思想を、アメリカのデモクラシーの歴史、哲学的プラグマティズムの伝統、そして一九六〇年代以降の知的状況のなかに位置づけて考察する。オバマの政治観・社会観・歴史観を思想史的に読み解く本格的論考。
目次
第1章 バラク・オバマの教育
第2章 普遍主義から個別主義へ
第3章 オバマのアメリカ史
終章 夢、希望、そして、アメリカの政治的伝統
著者等紹介
クロッペンバーグ,ジェイムズ[クロッペンバーグ,ジェイムズ][Kloppenberg,James T.]
1951年生まれ。ハーヴァード大学歴史学部教授。思想史専攻
古矢旬[フルヤジュン]
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科・アメリカ太平洋地域研究センター教授。アメリカ政治外交史専攻
中野勝郎[ナカノカツロウ]
1958年生まれ。法政大学法学部教授。アメリカ政治外交史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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