出版社内容情報
老親の介護をする「還暦オトメ」の筆者が,意を決して新築マンションを購入した.素人と業者の丁丁発止のやりとりから,地域コミュニティの萌芽まで,バカバカしくも涙ぐましい庶民のドラマ.本音満載の実践記録.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雛
5
2000年出版の本なのだが、本当にこんな建設会社、販売会社、管理会社があるのか!?という内容だ。本当ならばこの10年でマンション業界は驚くべき進化を見せたということだ。しかし、5000万以上の買い物をするにしてはあまりにも無知ではなかったのか、門野さん。2015/05/24
ぴんくももんが
4
「老いて住む」って、想像以上に大変なのかもしれないな。今はまだ40代で体も自由に動くし働いてお金が稼げるけど、もっと年をとっていろいろ不自由になったら自分はどうしてるんだろう。今の家が地震や老朽化に耐えてくれれば住まいは確保できるとしても、生活費は年金だけに頼れないしねぇ。とにかくコツコツ働こうと思う。その時々で自分にできることをやる。2022/06/04
め
2
門野さんてば・・・5000万からの買い物をするのに、あまりにも衝動的すぎやしませんか! でも、「これだ!」って決めちゃう時って、こんなものかもしれないなぁ。いくらなんでもこんな酷い業者はないだろうと思うけど、門野節を差し引いてちょっと平らに読んでみれば、もしかしたら“あるある”なのかも。老後の暮らしのためにマンション購入を考えている我が家なので、まったくもって他人事ではありません。20年ほども前の本だけど「いろいろ気を付けなければいけないよッ!」と気が付けて良かったです。門野さん、ありがとう。2018/05/28