映画の領分

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  • サイズ 46判/ページ数 388p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000223058
  • NDC分類 778.28
  • Cコード C0074

出版社内容情報

誕生して百二十年余りが経過した映画は、地上のあらゆる言葉と音と映像を統合していくシステムといえる。誕生以来、製作と受容の在り方は恐ろしく多様化し、大衆娯楽にも総合芸術にもなりうるが、そのような映画という表象体系の持つ無限の可能性と論理を、その本質に自覚的な世界中の映画監督を切口に、改めて問い直す試み。

内容説明

ゴダール、楊徳昌、陳凱歌、ベロッキオ、アピチャッポン、王兵、タル・ベーラ、アンゲロプロス、クルーゲ、デレク・ジャーマン、マフマルバフ…歴史の禁忌と悪夢に抗い、映画の論理を生きた18人の監督。久々の外国映画作家論集。

目次

映画の領分
原初の光景とその失墜―クリス・マルケル
アフリカ映画の始まり―センベーヌ・ウスマン
歴史の塵埃―テオ・アンゲロプロス
『資本論』を映画にする―アレクサンダー・クルーゲ
アレクサンダー・クルーゲとの対話―竹峰義和・四方田犬彦
映像の網状組織のなかで―ジャン=リュック・ゴダール
亡命と模像―ラウル・ルイス
陰鬱な祝祭―アレクセイ・ゲルマン
家のなかの死―マルコ・ベロッキオ
没落した神とアイスクリーム
世界の凋落を見つめて
少年少女の残酷物語
記憶のための戦い
時間の墓場
少年テロリストが監督になるまで
傷魂と転生
チェーホフへの到達
亡霊による歴史の顕現
廃墟の近傍

著者等紹介

四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年、大阪府箕面に生まれる。映画・比較文学研究家。エッセイスト。詩人。小説家。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。長らく明治学院大学教授として映画学を講じ、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学、中央大学(ソウル)などで客員教授・客員研究員を歴任。現在は映画、文学、漫画、演劇、料理と、幅広い文化現象をめぐり著述に専念。学問的著作から身辺雑記をめぐるエッセイまでを執筆。斎藤緑雨文学賞、サントリー学芸賞、講談社エッセイ賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞、鮎川信夫賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mark.jr

5
総括的な映画・映像論というよりも、個別の作家を掘り下げて紹介した本なのですが、かなり国籍バラバラの監督が出てきており、拾い読みするだけでも楽しい。それにしても著者も認めてますが、アメリカの作品・監督が全く出てこない(国を限定してるわけでもないのに)映画本も珍しいです。2023/09/16

chiro

2
著者の40年に渉る映画批評家としての眼から選ばれた監督についての論考。ますその選択が著者らしいもので個人的にはここで取り上げられている監督で作品を身にしているのはゴダールとゴダールとアンゲロプロスくらいだがこの評を見るとその作品に接してみたくなるものばかりであった。2025/05/11

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