NPT―核のグローバル・ガバナンス

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000222914
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0031

内容説明

核兵器不拡散条約(NPT)は「核なき世界」をもたらすか?核軍縮・不拡散をめぐる多国間外交。その実態に迫り、主要な論点を解説する必読書。

目次

第1章 核兵器不拡散条約(NPT)の成り立ち(条約成立の背景;条約における不拡散義務の確立;「グランド・バーゲン」の形成;条約の成立と課題)
第2章 再検討プロセスにおけるグループ・ポリティックス(NPTにおける法的な区別、準公式なグループ分け;NPTにおける主要なグループ;グループ・ポリティックスの行方)
第3章 核軍縮の現状と課題(核軍縮のコミットメント;核軍縮強化の取り組みと課題)
第4章 核不拡散と平和利用(IAEAの保障措置とNPT;非核兵器国の義務と奪い得ない権利;核セキュリティ;核燃料の国際管理構想)
第5章 中東の核兵器拡散問題と対応(中東の核兵器拡散問題とNPT体制への合意;NPT再検討プロセスと中東問題;中東拡散問題の今後)
第6章 「核の非人道性」をめぐる新たなダイナミズム(核の非人道性と違法性をめぐる議論の歴史;二〇一〇年からの「非人道性」論議の高まり;「核兵器禁止条約」抗争とNPT)
第7章 市民社会とNPT(市民社会が核軍縮に果たしてきた役割;軍縮・不拡散教育)

著者等紹介

秋山信将[アキヤマノブマサ]
一橋大学大学院法学研究科/国際・公共政策大学院教授。博士(法学)。広島市立大学広島平和研究所講師、日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター主任研究員などを経て現職。専門は国際政治学。特に軍縮・不拡散問題を中心に安全保障問題を研究

西田充[ニシダミチル]
外務省軍縮・不拡散専門官。モントレー国際大学院国際政策学修士。大量破壊兵器不拡散研究専攻(ジェームズ・マーティン不拡散研究センター)。その後、外務省大量破壊兵器等不拡散室、不拡散・科学原子力課、ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部を経て、2011年より軍備管理・軍縮課に所属

戸崎洋史[トサキヒロフミ]
日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター主任研究員。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程中途退学。博士(国際公共政策)。日本国際問題研究所研究員補、研究員を経て現職。専門は軍備管理・不拡散問題、安全保障論

樋川和子[ヒカワカズコ]
外務省軍備管理・軍縮・不拡散専門官。軍備管理・軍縮課、在ウィーン国際機関日本政府代表部、在米国日本大使館、不拡散・科学原子力課勤務を通じてNPTプロセスに携わる。2015年1月より在イラク日本大使館一等書記官

川崎哲[カワサキアキラ]
ピースボート共同代表。ピースデポ事務局長などを経て2003年より現職。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員。2009~10年「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」NGOアドバイザー

土岐雅子[トキマサコ]
ミドルベリー国際大学院モントルレー校(旧称モントレー国際大学院)のジェームズ・マーティン不拡散研究センター不拡散教育プロジェクトマネジャー兼研究員、モントレー国際大学院国際政策学修士、大量破壊兵器不拡散研究専攻。軍縮・不拡散教育の推進、主に高校生を対象としたプロジェクトを担当。主な研究分野は軍縮・不拡散教育、不拡散政策、原子力政策など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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coolflat

10
核兵器に関する事ばかりで、原発に関して余り触れられてないところが少し不満。ところでNPTとは、核拡散防止条約の事で、1967年1月1日に核実験に成功した国に対して核兵器の保有を認める一方、それ以外の国に対しては核兵器の保有を禁じ、核拡散防止を主たる目的としているが、ある特定の時期までに核実験を成功させた事を基準として核兵器の保有を非合法化する事になれば、自ずと核兵器国と非核兵器国という不公平な状態を固定化する事になる。そしてこの不公平な状態の固定化が、原子力の平和利用という原発を推進する御旗になっている。2015/06/04

kk

8
国際的な核軍縮・不拡散の要と言われるNPT 条約。その現状と課題を分かりやすく解説してくれる本。今年は五年に一度の再検討会議も予定されているということで、頭の整理がてら読んでみました。この世界、良いとか悪いとかって話じゃ割り切れないような、難しい問題がいっぱいあるんですね。それでも、どうか世界がずっと平和でありますように🍀

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