越境の声

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越境の声

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000222761
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

多和田葉子、水村美苗、青木保、莫言、大江健三郎の各氏との対話を軸に、西洋出身者として初めての日本文学作家である著者が、自らの越境体験をふり返りながら、〈越境〉によって切り拓かれる文学の最先端を縦横に語る。にじみと重なり、ゆらぎと移動、取り込みと融合がある複雑で動的な〈越境〉の現実は、文学にいかなる影響を与えるのか。

内容説明

青木保、大江健三郎、多和田葉子、富岡幸一郎、沼野充義、莫言、水村美苗の各氏との対話を軸に、西洋出身者として初めて現代日本文学作家である著者が、自らの体験をふり返りながら、“越境”によって切り拓かれる文学の最先端を縦横に語る。にじみと重なり、ゆらぎと移動、取り込みと融合がある複雑で動的な“越境”の現実から、いかなる文学が生まれるのか。

目次

1 文学はどこへ向かうか
2 越境の声(紀行の現代;日本“語”文学の可能性;異言語体験と「文学の力」;中国大陸、文学の新しさ;バイリンガル・エクサイトメント)
3 “9・11”、日本語として(スーザンが残したことば;夏の終わりのTuesday afternoon;“9・11”と文学)
4 越境の跡(「名誉」ある越境の痕跡;ひとは「何語」で生きるのか;千年紀城市に向かって―中国人になったユダヤ人を探す旅;イーリャ・フォルモーザ―四十三年ぶりの台湾)

著者等紹介

リービ英雄[リービヒデオ]
西洋出身者として初めて現代日本文学作家。1950年、アメリカ生まれ。外交官の父とともに5歳で台北、6歳で台中、11歳で香港に移り住む。その後ふたたびアメリカを経由し、1967年にはじめて日本に移住。日米往還をくり返し、その間プリンストン大学大学院博士課程修了、プリンストン大学、スタンフォード大学で日本文学を講ずる。1982年、「万葉集」の英訳により全米図書賞を受賞。スタンフォード大学の教授職を40歳直前に辞して、東京に定住。以降、日本語による作家として活躍。1992年、アメリカ人の家出少年をあつかった『星条旗の聞こえない部屋』によってデビューし、同作で第14回野間文芸新人賞を受賞。また、1996年刊行の『天安門』は、終戦から半世紀ぶりに中国大陸を同時代的に描いた日本文学として話題をよんだ。“9・11”を描いた小説『千々にくだけて』(2005年)は、第32回大佛次郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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三柴ゆよし

21
近来の日本<語>作家の小説を読むにつけ、ぼんやりとした不快を感じずにいられない。これまで漠然と、文章に対する意識の問題だろうと考えていた。本書の構成は四部に分かれている。もっとも興味深いのは、やはり第Ⅱ部「越境の声」と題された、国内外の文学者たちとの対談である。おッ? と思うところでは、ノーベル文学賞受賞以前の莫言や、彼の小説を高く評価する大江健三郎との対談が目につくが、現代日本文学において、リービ同様、ある種の<異端>と看做されている多和田葉子、水村美苗との対話が、やはりというか本書の白眉といえよう。2016/02/17

James Hayashi

20
大学教授、大江健三郎、多和田葉子や水村美苗との対談。母国語以外で書く小説家。 リービは3つの言語を扱い2つの間からは見えない物まで見通す。比較文学でなく多和田が記した「エクソフォニー」という独語の「母語の外へ出る」という事を主題にした対談やらエッセーなど。あまり参考にはならなかったが、日本の素晴らしい近代文学の成り立ちは、植民地にならず最高学府まで日本語で学べる教育システムが作り上げられ、一級の知性が日本語で磨かれた為との言葉に感嘆。 2015/12/09

shoko

16
対談・エッセイ集。全体を通して越境は現代に特異な現象ではなく、数千年前からあったという主張を多面的に提示。その一つが、ユダヤ人の痕跡を探す中国奥地の旅。そこで著者は「リービ」という苗字も「李」となって中国社会に受け入れられた史実に出会い、強く心を揺さぶられる。この越境現象を「なる」という動詞を足がかりに表現しようとしていて面白い。著者が魅了された日本語表現、ユダヤ系の出自、越境し続けた人生の中のアイデンティティ探索、それらが全て絡み合って一つの結晶となったことが味わえる、著者の魂の叫びのような文書だった。2022/05/20

デンプシー

2
良書。バイリンガルエキサイトメントという言葉に興味があって読んだが、こんな凄い人がいたのだということに驚く。これからもcy2019/05/22

エトランジェ

1
リービ氏の著作と並行して読むとパズルの断片が組み合わさり、どっぷりと浸かれます。2017/08/05

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