ロシア・ウクライナ戦争 近景と遠景

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ロシア・ウクライナ戦争 近景と遠景

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  • サイズ 46判/ページ数 330p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000222440
  • NDC分類 319.380
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ロシア国境からわずか八〇〇メートルの最果ての村、首都キーウ、虐殺の地ブチャ、包囲された街、犠牲の爪痕――戦闘と日常が交差する銃後なきウクライナ。新聞社で欧州報道を長らく担当してきた記者が、現地で見た光景を記録するとともに、この戦争で問われた課題を、豊富な取材経験を元に遠距離から見つめ考察する必読書。

内容説明

「いま生きているから、攻撃かどうかなんてどうでもいい。死ぬときは死ぬよ」「どうして彼らは、わざわざこんなところまで来て、私たちの生活をぐちゃぐちゃにしたのかねえ」ロシア国境からわずか八〇〇メートルの最果ての村、首都キーウ、虐殺の地ブチャ、包囲された街、犠牲の爪痕―戦闘と日常が交差する銃後なきウクライナ。新聞社で欧州報道を長らく担当してきた記者が、現地で見た光景を記録するとともに、この戦争で問われた課題を、豊富な取材経験を元に遠距離から見つめ考察する必読書。

目次

序章 子どもたちが描く黒い絵
第1章 雪原の果てのロシア―ストリレチャ、ハルキウ
第2章 ジェノサイドの警告―リヴィウ
第3章 抵抗の街、虐殺の街―イルピン、ブチャ
第4章 「Z」と「V」―チェルニヒウ、ボロジャンカ
第5章 戦闘と平和のはざま―イワナフランカ
第6章 草の根の民主主義―ハイシン
第7章 銃後なき世界―ミコライウ、オデッサ
第8章 平和のみならず、正義を―サンマリノ、キーウ
終章 「侵攻」から「戦争」へ

著者等紹介

国末憲人[クニスエノリト]
1963年岡山県生まれ。1985年大阪大学卒。1987年に紀行「アフリカの街角から」でノンフィクション朝日ジャーナル大賞優秀賞を受賞。同年、パリ第2大学新聞研究所を中退し朝日新聞に入社。パリ支局長、GLOBE編集長を経て、2019~2022年にヨーロッパ総局長(ロンドン駐在)を務め、同紙のウクライナ報道を主導した。現在、朝日新聞論説委員、東京大学先端科学技術研究センター客員上級研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Marcel Proust

3
朝日新聞記者による、ロシアによるウクライナ侵略戦争をウクライナ各地を取材することにより構成した一冊だ。全面侵略直前のウクライナ各地の取材から始まり、ロシア軍のキーウ近郊からの撤退後、著者はロシア軍占領下におけるキーウ近郊での、住民への虐殺や戦争犯罪の証言を記録している。本書の後半には、ウクライナ人の抗戦意識への考察が描かれている。著者の言う通り、日本においてウクライナの現実を完全に無視して「停戦」などとのたまう佐藤優や鈴木宗男の主張がいかに欺瞞に満ちて、現実離れしているか本書を読めば完全に理解出来る。2023/11/18

まめはち

2
今回のウクライナ侵攻がプーチン大統領個人の判断であること、ブチャ虐殺を遂行した部隊とそれ以前に侵攻した部隊の役割の相違、戦争が長期化する理由とウクライナ国民の心情が腑に落ちた。戦場であろうと取材に出かけ、大勢の人々に取材をする国末さんのフットワークの軽さもすごいけれど、気さくな人柄が文章から滲んでいます。トランプ元大統領はこの戦争の早期終結にはウクライナ領土をロシアに割譲せよと言ってるけど、トランプ氏にはこの本を読んでほしい。アメリカは、民主主義指数が日本より高くないけれど、この人が再選されたら😮‍💨2024/04/12

中将(予備役)

2
国末記者のウクライナ取材報告。全面侵攻開始から2年に合わせて読む。朝日で読んだ内容も多いが、組織の中で可能な限りあちこちを回って、虐殺など詳しく証言を得ている。時事の背景も専門家へ取材して掘り下げていて、岡野『戦時下のウクライナを歩く』と比べより多角的だった。侵攻開始直前にも来訪していて、その時「竹槍部隊」と感じた領土防衛隊が活躍したこと、ブチャの隣イルピンは市長の下抵抗し占領を免れたこと、裁判への訴えが進んでいることは印象的だった。首都残留と虐殺発覚の二つの岐路には同意する。戦う心理もよく分かった。2024/02/24

delsaluto 1

0
朝日新聞であった筆者の取材記録に基づいたロシアウクライナ戦争の報告。個人的な感想として、変更する記者が多いようにも思っていたけれども、いろいろな人からの評価も高い筆者による分析は中立的であり、バランスが取れていたものではないかと思う。近景と遠景とあるが、新聞記者であるためにやはり近景の方が中心になっていると思う。ただそれによってこの戦争を見るための解像度が少し上がったような気がする。2025/04/10

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