美しき廃墟

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  • サイズ B6判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000222297
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

海辺の小さな村ポルト・ヴェルゴーニャの埠頭に新人女優が降り立つ。映画『クレオパトラ』の出演者がなぜこんなところに? 60年代イタリアと現代アメリカを舞台に、果てなき夢を抱いた老若男女の愛と人生が、時と場所を超えて交錯し、笑いと哀感に溢れた物語の輪を広げてゆく。全米を席巻したベストセラー小説登場!

内容説明

あの出逢いは、永遠に続く一瞬のはじまりだった―1962年4月。海辺の小さな村ポルト・ヴェルゴーニャの埠頭に新人女優が降り立つ。エリザベス・テーラーとリチャード・バートン主演の大作映画『クレオパトラ』の出演者がなぜこんなところに?実在の映画を背景に紡ぎ出された虚構の世界。過去と現在、イタリア、アメリカ、イギリスを舞台に、壮大なスケールで描かれる、果てなき夢を抱いた老若男女の、笑いと哀感に満ちた人生の旅路。

著者等紹介

ウォルター,ジェス[ウォルター,ジェス] [Walter,Jess]
作家。1965年生まれ。2005年にCitizen Vinceでアメリカ探偵作家クラブによるエドガー賞長編賞を受賞(『市民ヴィンス』ハヤカワ・ミステリ文庫)、翌年にはThe Zeroが全米図書賞の最終候補作となる(『ザ・ゼロ』岩波書店)。ワシントン州スポーケン在住

児玉晃二[コダマコウジ]
学習院大学外国語教育研究センター非常勤講師、明治大学、國學院大學、明星大学兼任講師。専門は現代アメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

170
「クレオパトラ」の映画に出演する女優がいて、ということで実在の映画や、リチャード・バートンが出てきます。若い頃の思い出から現在そして最終場面へということで確かに映画を見ているような感じを受けました。ジグソーパズルをしているような感じを受けますがそれが結構楽しみになっています。ただ二段組みで活字が小さいので読むのに時間がかかりました。これも原書で読みたい気がする本でした。2016/06/20

紅はこべ

61
『市民ヴィンス』とはあまりにも違う作風にまずびっくり。挫折した、或いは一流になりきれないアーティスト、クリエイターばかりが登場する小説、芸術家小説のパロディかと思ったが、実は気が遠くなるほど長い時間をかけて成就した恋を描いた、究極の純愛小説。ドナー隊のエピソードとか初めて知った。リズと同じくらいバートンを惹きつけたディーはどんなに魅力的だったことか。アルヴィスの未完小説、シェインの映画のスクリプト、ディーンの没原稿、どれも面白い。ディーとパスクアーレ、最近の小説の中で一二を争うベストカップル。2015/11/25

のぶ

57
この本を読む前に映画「クレオパトラ」の出演女優のイタリアでの物語、という予備知識だけをもって臨んだ。実際読んでみると、章ごとに転換する場所や時代の構成はちょっと難解。先入観で読むとこんな事が良くある。文章自体はさほど読み難い訳ではなく一気に読んでしまったが、小説全体を把握するにはしばらく時間がかかりそうだ。プロデューサーやリチャード・バートン、エリザベス・テーラーの関わる裏話は興味深かった。2015/10/15

りつこ

52
素晴らしかった。久しぶりに寝食忘れて夢中になって読んだ。イタリアの片田舎で芽生える小さなロマンス、一方アメリカのショービジネス界ではスキャンダルさえ商売にして強かに生きているプロデューサー。過去と現在が交互に語られ、様々な登場人物がそれぞれの視点から物語り、それらが後半になって見事に回収されていく。イタリアのパートはロマンティックで美しく、アメリカのパートはブラックな笑いに満ちていて、この物語自体が壮大な映画のような作りになっている。素敵すぎる表紙と文学的なタイトルに恐れるなかれ。とても楽しい作品。2015/08/29

Panzer Leader

39
[第64回海外作品読書会(6月10&11日)]現代パートに登場する人物達が老いも若きも人生の黄昏を迎えたような言動で先行き暗そうだなとの思いも、ディーを探し始めるパート辺りから物語が俄然輝きだす。まるでジグゾーパズルを嵌め込むように各エピソードが繋がり感動的なエンディングを迎える。至福の時を過ごせた読書体験でした。2016/06/12

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