イタリアという「国」―歴史の中の社会と文化

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  • サイズ B6判/ページ数 193,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000221900
  • NDC分類 237
  • Cコード C0022

出版社内容情報

国家として歴史の浅いイタリアの一体性はどこに求めるべきなのか? ルネサンス期にヨーロッパの社会的・文化的頂点に立ったイタリアが内在させていた凋落の原因は何であり、それは現代イタリアの政治的弱体性といかにつながりをもつのか? アナール学派の流れをくむ歴史家が、歴史の深層に目を据えて提示する斬新なイタリア史像。

内容説明

統一国家として歴史の浅いイタリアの一体性は、何に求められるのか?ルネサンス期にヨーロッパの社会的・文化的頂点に立ちながら急速に衰退していったイタリアが内在させていた凋落の原因とは何か?そしてそれは、現代イタリアの政治的弱体性といかにつながりをもつのか?アナール学派の流れをくむ歴史家が、歴史の深層に目をすえて提示する斬新なイタリア史像。

目次

第1章 なぜわれわれはイタリア人であると言わずにはいられないのか
第2章 イタリアの歴史―国民と“くに”の狭間で
第3章 イタリア史の一つのあり方として
第4章 封建制のイタリア
第5章 イタリア・「モデル」のダイナミズム
第6章 イタリア人の“優越性”の確立とその崩壊
第7章 何をもってリソルジメントとするか
第8章 地中海―沿岸都市と内陸都市

著者等紹介

ロマーノ,ルッジェーロ[ロマーノ,ルッジェーロ][Romano,Ruggiero]
1923年、イタリアに生まれる。ヨーロッパ経済史・ラテンアメリカ経済史。40年にわたりパリの国立高等研究院(のち社会科学高等研究院)で教鞭をとった。2002年、パリにて没

関口英子[セキグチエイコ]
1966年生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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てれまこし

8
イタリア史の知識不足を感じていたときに、図書館で偶然目にして手に取った。通史ではなくて、ヨーロッパ的北部は地中海的南部から分離してEUと結びつくべきという政治運動の台頭(レーガ)に対抗して書かれたらしい。それでイタリアの統一性を歴史を遡って探すんだが、ファシズムの帝国主義的ナショナリズムというもう一つの極端も拒む。それで近代国家と結びついたネーションではなく、「くに(パエーゼ)」としてのイタリア、料理とかファッションなど統一性がありながら外にも開かれたイタリアを提示する。日本にも参考になるかもしれない。2022/07/09

ユーディット

1
訳は難しいが訳者によると「イタリアというくに。2000年のアイデンティティ」となっているが、勝手に私訳すると「故郷イタリア:20世紀に渡るその素性」というもので、アイデンティティという言葉は日本語に無い感覚であり、その辺がこの本の内容をすでに表しているように思う。「斬新なイタリア史像」と帯に書いていあるがそうは思わなかった。出だしは現代イタリアの歴史と政治を個人名も含め知らないとかなり読みにくいが、中ほどから、続きはutto-italia.seesaa.net/article/414971156.html2015/03/03

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