異文化理解の落とし穴―中国・日本・アメリカ

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異文化理解の落とし穴―中国・日本・アメリカ

  • 張 競【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 岩波書店(2011/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000221894
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0095

出版社内容情報

文化の境界を越えて異質な世界に入り込むとき、人はしばしば意外なことに出会い、新しい発見をする。日常の暮らしぶり、その流儀や方法、常識あるいは良識はどう違うのか。違いは異文化間にいかなる齟齬を生みだすのか。本書は、異文化の海で生きてきた著者自身の航海日誌であり、「異文化を知る」実践。日本と中国、アメリカとのあいだに横たわる相違を拾い上げながら、さまざまな問いかけに対して応答する。違いを認識することで誤解が克服され、相互理解が深まることを、たくさんの面白い事例を紹介しつつ、平易かつ巧みに語った比較文化論の好著。

内容説明

文化の境界を越えて異質な世界に入り込むとき、人はしばしば意外なことに出会い、新しい発見をする。日常の暮らしぶり、その流儀や方法、常識あるいは良識はどう違うのか。違いは異文化間にいかなる齟齬を生みだすのか。本書は、異文化の海で生きてきた著者自身の航海日誌であり、「異文化を知る」実践。日本と中国、アメリカとのあいだに横たわる相違を拾い上げながら、さまざまな問いかけに対して応答する。違いを認識することで誤解が克服され、相互理解が深まることを、たくさんの面白い事例を紹介しつつ、平易かつ巧みに語った比較文化論の好著。

目次

1 常識の違い、良識の尺度
2 文化の往還
3 忘れるための思い出
4 日本との出会い
5 異文化を生きて
6 美の魅惑と異文化交差
7 アメリカという測量点

著者等紹介

張競[チョウキョウ]
1953年生まれ。明治大学国際日本学部教授。比較文学・比較文化論、文化交流史研究。上海の華東師範大学卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程(比較文学比較文化専攻)修了。学術博士。東北芸術工科大学助教授、國学院大学助教授、明治大学法学部教授、ハーバード大学客員研究員を経て、2008年より現職。著書に、『恋の中国文明史』(筑摩書房:読売文学賞受賞)、『近代中国と「恋愛」の発見』(岩波書店:サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

18
全員エリートでもまた困る(9頁)。支配/従属関係がないと社会が成り立たないだろうから。しかし、従属させられたままでも困るのだが。。良識とは、大正時代にフランス語のbon sensから来ているが、中国語にはない(20頁)。だから著作権の侵害なのだろうか? 政治の中心と経済の中心を分けなければならなかったのは中国の不幸とのこと(78頁)。役人の不正は政治的には悪くても、経済にとっては必ずしもマイナスばかりではない(100頁)。だからたち悪い。不正は不正。毅然と綱紀粛正を。国語の主人公の気持の問題は本音と建前。2014/02/27

in medio tutissimus ibis.

5
「「異文化理解」は自己認識のための他者理解であって。対象の「異文化」の真実とは必ずしも関連しない。」という実にクールな一文には蒙を啓かれた思い。つまるところ、人が他人がどうであるかを詮索するのは最終的に自分がどうするか(あるいはしないか)を確認する為なのか。その本文を疎かにしながら、過程において無駄に喜んだり怒ったりを随分してきた気もする。文化大革命のさなかに青春を過ごした著者は、前提として自文化理解がそも不可能であるのだから、異文化理解も絵空事という。その説得力たるや。我々にできるのは知る事だけなのだ。2018/05/08

S

0
さすが比較文化論の教授という感じ、異文化を安易な好悪や善悪に走ることなく上手に語る。随筆文とかエッセイに近い?専門書かと思って読んでみたら違った。美文。2020/12/25

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