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出版社内容情報
文化の境界を越えて異質な世界に入り込むとき、人はしばしば意外なことに出会い、新しい発見をする。日常の暮らしぶり、その流儀や方法、常識あるいは良識はどう違うのか。違いは異文化間にいかなる齟齬を生みだすのか。本書は、異文化の海で生きてきた著者自身の航海日誌であり、「異文化を知る」実践。日本と中国、アメリカとのあいだに横たわる相違を拾い上げながら、さまざまな問いかけに対して応答する。違いを認識することで誤解が克服され、相互理解が深まることを、たくさんの面白い事例を紹介しつつ、平易かつ巧みに語った比較文化論の好著。
内容説明
文化の境界を越えて異質な世界に入り込むとき、人はしばしば意外なことに出会い、新しい発見をする。日常の暮らしぶり、その流儀や方法、常識あるいは良識はどう違うのか。違いは異文化間にいかなる齟齬を生みだすのか。本書は、異文化の海で生きてきた著者自身の航海日誌であり、「異文化を知る」実践。日本と中国、アメリカとのあいだに横たわる相違を拾い上げながら、さまざまな問いかけに対して応答する。違いを認識することで誤解が克服され、相互理解が深まることを、たくさんの面白い事例を紹介しつつ、平易かつ巧みに語った比較文化論の好著。
目次
1 常識の違い、良識の尺度
2 文化の往還
3 忘れるための思い出
4 日本との出会い
5 異文化を生きて
6 美の魅惑と異文化交差
7 アメリカという測量点
著者等紹介
張競[チョウキョウ]
1953年生まれ。明治大学国際日本学部教授。比較文学・比較文化論、文化交流史研究。上海の華東師範大学卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程(比較文学比較文化専攻)修了。学術博士。東北芸術工科大学助教授、國学院大学助教授、明治大学法学部教授、ハーバード大学客員研究員を経て、2008年より現職。著書に、『恋の中国文明史』(筑摩書房:読売文学賞受賞)、『近代中国と「恋愛」の発見』(岩波書店:サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
in medio tutissimus ibis.
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