アベノミクスは何をもたらすか

個数:

アベノミクスは何をもたらすか

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 166p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000220767
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

アベノミクスに踊る日本経済。日本銀行の新体制の下で大胆な金融緩和も進められている。この政策にはどんなリスクがあるのか。本当に日本経済は再生するのか。世界の潮流や歴史的な視点をおさえながら、アベノミクスを多面的に検証。日本経済の真の課題や資本主義の未来について、二人の経済学者が徹底討論する。

目次

第1章 アベノミクスをどうみるか(デフレ脱却というシナリオ;インフレ目標と日本銀行の役割;財政出動の仕方はこれでよいのか;何のための競争力強化なのか)
第2章 日本経済から何が失われたのか(「失われた二〇年」をどう考えるか;メインバンク・システムの終焉が意味すること;成長が失われた時代;グローバリゼーションと金融化の帰結)
第3章 アベノミクスは何をもたらすか(アベノミクスの効果は何か;日本の製造業こそが問題の本質;成長は必要か、成長は可能か)
第4章 資本主義はどこへ行く(利子率と資本主義;資本主義は終わるのか;これからの経済社会)

著者等紹介

高橋伸彰[タカハシノブアキ]
1953年北海道生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。日本経済研究センター、通産大臣官房企画室主任研究官、日本開発銀行設備投資研究所主任研究員等を経て、立命館大学国際関係学部教授。日本経済論

水野和夫[ミズノカズオ]
1953年愛知県生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。八千代証券、三菱UFJ証券参与・チーフエコノミスト、内閣府大臣官房審議官等を経て、日本大学国際関係学部教授、日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

13
アベノミクスは金融資本主義を暴走させ、経済社会を不安定化させる懸念(ⅵ₋ⅶ頁)。実質金利=名目金利-インフレ期待率(6頁)。株が上がってもデフレは終わらない(8頁~)。ドル高・円安容認はTPPと関係(14頁)。生活保護カット言うなら脱税も言わないと(33頁)。水野先生は、ポスト資本主義は「よりゆっくりと、より近くへ、そして曖昧に」を統合する理念を必要としている(162頁結論)。対談で社会問題として非正規と正規との労働者の分断をしてしまったことの手当てをどうするか、というのは今後のアベノミクスへの注文かな。2013/10/25

ひろゆき

3
対談。表題でもわかるが、アベノミクスをボロクソに評す。そもそも私は、経済誌や本をあまり読まないので、日本企業の大株主が外人に占められているなどの、あげられている事実だけで、驚くこと多し。賃金も大企業の部長以上に多少の恩恵があるだけとか。我が身を思い大いに涙す。両氏とも資本主義が終わりかけている認識は多少のニュアンスの違いはあっても同じ。でも次の経済システムが展望できないので、とりあえずできるだけこの資本主義をなんとか延命、あるいは利用するしかなかろう、という考え。臨終間際でも医師は最善を尽くす覚悟。2016/05/10

ペンギン伊予守

3
いい本です。2014/08/19

ゆあ

2
アベノミクスは庶民の味方か否か。その評価が知りたくて本書を手にした。 本書が書かれた時点では、「アベノミクスは円安と株高だけで毒にも薬にもならない」という評価の模様。しかしながら、最近の動きを鑑みるに少なくとも雇用の「環境」は悪い方向に進んでいるような気がして、現時点でも先の評価にとどまるのか疑問。知りたかったことに比して情報が古い感じは否めない。 アベノミクス=アベノミックスは言い得て妙だと思う。2016/02/15

Tsutomu Yamamura

0
昨年の5月時点で、経済学者二人がアベノミクスを評価・批判、さらに金利の歴史などから資本主義の未来を論じています。対談形式で読みやすいのですが、経済学、経済、金融の基礎知識を前提とし、現時点での政策や経済情勢に通じていないと十分には理解できないと感じます。この後参議院選挙で自民党が大勝し、アベノミクスは今も継続中。円安、株高は定着し、賃上げも実現。実体経済もかなり改善してきているのではないでしょうか。1年経過した現時点での、お二人の評価・批判を読んでみたいと感じました。2014/06/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6830533
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品