愛と心の迷宮―イタリアと日本

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000220019
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本の男はなぜダメなのか.イタリアと日本の坂東流比較文化論.個人が確立し自分の意見と感情の表現を大事にするイタリア人,集団のなかでの調和を重んじ自分を抑えてしまう日本人.愛と性の諸相を自分の体験や文学作品から探り,愛と心と女の解放を訴える.

内容説明

日本の男はなぜダメなのか。イタリア人は恋愛上手で自立している。日本人は性愛に抑圧されて自己表現が下手。愛と性の諸相を探求し、愛と心、そして女の解放を訴える。待望の書き下ろしエッセイ。

目次

第1章 心の迷宮(人生は美しい;鎖に縛られた感情表現;レモンソーダとダイナマイト;「忠臣」大石内蔵助 ほか)
第2章 女の迷宮(聖母マリアの産んだマザコン;盆栽女の誕生;アンチ盆栽女の登場;昼は処女で夜は娼婦 ほか)
第3章 愛の迷宮(イタリア流、愛の囁き;慈悲と仁とセックス;ヨーロッパにおける愛の創造;「思いやり」の深層 ほか)

著者等紹介

坂東真砂子[バンドウマサコ]
小説家。高知県生まれ。主な小説作品に『神祭』(岩波書店)、『山妣』(直木賞、新潮社)、『桜雨』(島清次郎恋愛文学賞、集英社)、『道祖土家の猿嫁』(講談社)、『旅涯ての地』(角川書店)、『蛇鏡』(文芸春秋)、『狗神』(角川書店)。エッセイに『イタリア・奇蹟と神秘の旅』(角川書店)、『愛を笑いとばす女たち』(新潮社)、『ミラノの風とシニョリーナ』(中央公論新社)
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