内容説明
旧約聖書研究の新たな地平を切り拓いた著作。資料分析や成立年代を検討する緒論学の成果を前提に、文学社会学的立場を取り入れることで、それまで困難とされていた旧約聖書文学史を描き出すことに成功した。
目次
研究史概観
学問的諸前提
旧約聖書文学史の方法
旧約聖書文学の発生
家族共同体の文学
部族共同体の文学(一)モーセ時代
部族共同体の文学(二)連合成立以前
部族連合共同体の文学
国家共同体の文学
著者等紹介
関根正雄[セキネマサオ]
1912‐2000。1939年、東京帝国大学言語学科卒業。ドイツ留学を経て、1954年、東京教育大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うえ
5
3章の折口の登場に驚き。「古代日本文学において折口学説における「貴種流離譚」の説がある。…流離譚に示唆を得て、われわれはその生活と文化の背景が日本以上に統一的である旧約聖書の場合にその文学における根本テーマを神の前における生死として一貫して把えたい…また海に囲まれた日本の場合に「霊性」は海をわたっていわば水平に人を訪れる。それに対して砂漠の民であるイスラエルの場合に「霊性」は突然超越的他者としていわば上から人に現れる。…不思議なことに…旧約における美について今までわたくしの知る限り、殆ど論ぜられていない」2026/07/07




