内容説明
道徳思想を中心に日本人の思想的な歩みをまとめた通史。道徳思想とはひからびた仁義忠孝の概念に限らない。我々の祖先の道徳思想がいかに豊富多彩であったか、それがどのように発展してきたかを、鮮明に照射する。
目次
序章 日本道徳思想史とは何か
第1章 原始社会人の道徳思想
第2章 氏姓階級の道徳思想
第3章 貴族の道徳思想(上)
第4章 貴族の道徳思想(下)
第5章 僧侶の道徳思想
第6章 武士の道徳思想(上)
第7章 武士の道徳思想(下)
第8章 町人の道徳思想
第9章 農民の道徳思想
著者等紹介
家永三郎[イエナガサブロウ]
1913‐2002。1937年東京帝国大学国史学科卒業。1949年東京教育大学文学部教授、のち名誉教授。1948年『上代倭絵年表』『上代倭絵全史』により日本学士院恩賜賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。