感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
2
1965年刊だが、広範な人物を扱っており便利。「メーストルによれば革命は癒されねばならない。革命の罪は、個人の自主独裁、不信仰、および情熱であり、結局は権威の失墜にある。真理は、権威においてのみ見出される」「ボルツァーノはフィヒテ、シェリング、ヘーゲルの哲学を認めず、カントに対しても批判的であった。同時代の哲学者の中ではヘルバルトを認めた」「ホワイトヘッドによれば、あらゆる思想は必ず抽象的である故に、我々は抽象的なものなしにすますことはできぬ。しかし、抽象的なものは有用であるだけ、また危険でもある」2025/03/09




