出版社内容情報
インターネット/SNS文化の発達は人々の生活を大きく変えたと同時に、書籍・雑誌・テレビのような従来メディアの歴史的な存在意義が改めて見直されている。音楽、ファン、美容、はたまたミュージアムといった広範な対象までをも射程に収め、文化の形成・伝達やそれを担うメディアとコミュニケーションの様相を描き出す。
内容説明
書籍・雑誌・テレビはもちろん、インターネット、広告、音楽、ファン、美容、はたまたミュージアムといった広範な対象までをも射程に、文化の形成・伝達やそれを担うメディアとコミュニケーションの様相を描き出す。
目次
1 文化‐社会の場(趣味とファンの文化社会学;美容の文化社会学―整形を中心に;デザイン批評と日本の社会学―柏木博を中心に;音楽社会学の弾きかた―その方法と展開)
2 歴史としての文化(戦時動員と雑誌広告のメディア論―婦人雑誌と戦争協力;テレビアーカイブと二一世紀の映像文化;二〇一〇年代自己啓発書ベストセラーにみる「心の習慣」)
3 社会の媒体(少女雑誌における親密な関係の変容―『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』の比較;ネット社会における世論形成デバイド―二つの「分断」可能性を検証する;モバイルメディアとうわさ―浮遊する情報空間の現在;メディアとしてのミュージアム)
著者等紹介
北田暁大[キタダアキヒロ]
1971年生。東京大学大学院情報学環教授。理論社会学、メディア史
東園子[アズマソノコ]
1978年生。京都産業大学現代社会学部准教授。文化社会学、ジェンダー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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