出版社内容情報
格差、貧困、コミュニティ、排除、都市再編……都市・地域の社会学で新たなアプローチを切り開き、具体的なフィールドに根ざした量的・質的研究を地域別に取り上げた。現代社会においてその空間がどのように再編されつつあるかを描くとともに、それぞれの持つ多様性や特徴、そして課題を可視化する。
内容説明
格差、貧困、コミュニティ、排除、都市再編…都市・地域の社会学で新たなアプローチを切り開き、具体的なフィールドに根ざした量的・質的研究を都市・地域別に取り上げ、その空間的文脈の多様性や課題を可視化する。
目次
東京下町の移り変わりとジェントリフィケーション―東京都墨田区・向島の事例から
歓楽街のトライアド―都市、店舗、ストリートにまたがる交渉の構造
都市近郊における地域社会のつながりのあり方
名古屋都市圏における「見えない格差」
大阪の都市セグリゲーションと近隣効果―社会解体と集合的効力の検討
あいりん地区の形成と再編―貧困の集中は地域に何をもたらすのか
京都と部落問題―都市政策とコミュニティ
カギ括弧を取り外した辺野古から見えてくるもの
ローカルキャリアの社会学
日本におけるコミュニティ問題の総合的検討―コミュニティ喪失論・存続論・変容論の対比から
ジェントリフィケーションと「その場にいながらの排除」―ニューヨーク・ブルックリンにおける空間変容と地元で「部外者」になる経験
著者等紹介
岸政彦[キシマサヒコ]
1967年生。京都大学大学院文学研究科教授。生活史、沖縄研究、社会調査方法論
川野英二[カワノエイジ]
1968年生。大阪公立大学大学院文学研究科教授。都市・社会政策の社会学、社会調査史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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