出版社内容情報
一九九〇年代以降現在に至る世界の変容を描く、本講座の最終巻。新自由主義と密接に結びついたグローバリゼーションが進むなか深刻化する地球環境問題、国内的・国際的な格差、さまざまな紛争や内戦と大量の難民、排外主義、そして民主主義をめぐる角逐など、地球社会が直面する多面的な危機を、歴史的な視点から検討する。
内容説明
一九九〇年代以降現在に至る世界の変容を描く、本講座の最終巻。新自由主義と密接に結びついたグローバリゼーションが進むなか、深刻化する地球環境問題、国内的・国際的な格差、紛争や内戦と、それがもたらした大量の難民、排外主義、そして民主主義をめぐる角逐など、地球社会が直面する多面的な危機を、歴史的な視点から検討する。
目次
展望(多面的な危機と地球社会)
問題群(リベラルな国際秩序の拡散・終焉とグローバル・サウス―中東地域の事例を中心に;民主主義とポピュリズム―「二〇世紀型政治」の衰退)
焦点(二一世紀の国連へ―非公式帝国の展開と国際組織;「アラブの春」の世界史的意義;中国と世界;アフリカの変容―二一世紀のサハラ以南アフリカ;ラテンアメリカの模索;移民・難民;ジェンダーとセクシュアリティをめぐるアジアの政治;コンピュータの普及とメディアの変容)
著者等紹介
木畑洋一[キバタヨウイチ]
1946年生。東京大学・成城大学名誉教授。イギリス近現代史・国際関係史
中野聡[ナカノサトシ]
1959年生。一橋大学学長.アジア太平洋国際史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 新TOEICテスト 超速★英単語 ―