ヨーロッパと西アジアの変容―11~15世紀

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ヨーロッパと西アジアの変容―11~15世紀

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  • サイズ A5判/ページ数 292p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000114196
  • NDC分類 209
  • Cコード C0322

出版社内容情報

一一世紀以降、ユーラシア大陸西部では、統治や宗教のあり方の変容、都市社会の発展、官僚制の整備などにより、いかなる種類・形態の「国家」が立ち上がったのか。また境域イベリア半島やアナトリアをはじめとする各地域の内部では、どのような過程で文化混交が進んだのか。トランスカルチュラルに流動する中世社会の実像を描く。

内容説明

一一世紀以降、ユーラシア大陸西部では、統治や宗教のあり方の変容、都市社会の発展、官僚制の整備などにより、いかなる種類・形態の「国家」が立ち上がったのか。また越域イベリア半島やアナトリアをはじめとする各地域の内部では、どのような過程で文化混交が進んだのか。トランスカルチュラルに流動し変成する中世社会の実像に迫る。

目次

展望(中世ヨーロッパ・西アジアの国家形成と文化変容)
問題群(中世ブリテンにおける魚眼的グローバル・ヒストリー論;帝国領チェコにみる中世「民族」の形成と変容;西アジアの軍人奴隷政権)
焦点(異文化の交差点としての北欧;レコンキスタの実像―征服後の都市空間にみる文化的融合;宗教寄進のストラテジー―ワクフの比較研究;「女性の医学」―西洋中世の身体とジェンダーを読み解く;イスラーム支配下のコプト教会;中世のユダヤ人―ともに生きるとは

著者等紹介

大黒俊二[オオグロシュンジ]
1953年生。大阪市立大学名誉教授。イタリア中世史

林佳世子[ハヤシカヨコ]
1958年生。東京外国語大学学長。西アジア社会史・オスマン朝史

鶴島博和[ツルシマヒロカズ]
1952年生。熊本大学名誉教授。西洋中世史

藤井真生[フジイマサオ]
1973年生。静岡大学人文社会科学部教授。中世チェコ史

五十嵐大介[イガラシダイスケ]
1973年生。早稲田大学文学学術院教授。中世アラブ・イスラーム史。マムルーク朝史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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崩紫サロメ

19
本巻の領域は前シリーズでは別々に論じられていたが、「常に境を接していたという単純な事実」に基づき、一体として扱う。このような境界を見る新しい視点としては「トランスカルチュラルな絡み合い」、つまり目的論や直線的発展論を排除し、生々流転そのものを歴史として注視するあり方が紹介され、各論では国民国家形成を「目的」とせずに論じていく。ただし、目的論を排除した「絡みあい」論も突き詰めれば歴史的変化に一切の変化を認めないことになり、歴史認識そのものが困難になることも留意しなければならないとする。2022/11/05

MUNEKAZ

16
キリスト教圏、イスラム教圏の区別がはっきりしたように思える中世後期。だがその内部では、異なる民族・宗教の人々が「緊張のなかの共生」を送っていた。エジプトのコプト教徒、ドイツのユダヤ人、ボヘミアのチェコ人とドイツ人といった微妙なバランス関係の中で暮らす人々を捉えた章が印象的。レコンキスタを成し遂げたスペイン王は、イスラム文化を称賛するが、それは王の荘厳化のためであって、決して異教徒への「寛容」を示すものではないということ。緊張とあいまいさを内包しながら、巨大な信仰圏が成立していたことが端的に示されている。2022/09/29

ポルターガイスト

3
8巻と続けて読んだが結局のところイスラーム王朝史+中世ヨーロッパ史を同じ巻でやる意義みたいのはわからなかった。(世界史探究の教科書もそうだが)同じ章に入れたとしても別々の論考で分けて論じてたら同じじゃないのと思ってしまう。まあ巻数(単位数)の節約のためにはこういう構成の工夫が求められているということで。個人的には最後の二つの論考(コプト教会,ユダヤ人)が興味深かった。2025/02/28

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