古代西アジアとギリシア―前1世紀

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古代西アジアとギリシア―前1世紀

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000114127
  • NDC分類 209
  • Cコード C0322

出版社内容情報

人間は狩猟採集や農耕牧畜、遊牧を通じてどのように社会経済活動を始め、そこから都市・国家・帝国の原型はいかに形成されていったのか。考古学の最新知見に基づき先史時代の実態を解明するとともに、西アジア・エジプト・ギリシアの諸地域を相互の影響関係に着目しつつ論じ、地中海から中近東にいたる古代世界の新たな像を提供する。

内容説明

人間はどのように社会を築き、経済活動を始め、都市や国家や帝国を形成していったのか。都市・農村社会と遊牧部族社会の相互関係、狩猟採集民の複雑な社会構造。古代メソポタミア、シュメール都市国家、エジプト先王朝時代の王権や社会の諸相、エジプト第一八王朝の国際関係や宗教革命。ミケーネ宮殿王国からポリス都市国家、ヘレニズム世界へと連続して展開する宗教や文化。アテナイ社会におけるジェンダーのあり方、アッシリア帝国の形成と崩壊の過程、アケメネス朝帝国から見たギリシア像、教科書に記述される古代イスラエル史の問題点など―人間の「文明」をめぐる大きな問いに対し、考古学の最新の知見と、古代の西アジア・エジプト・ギリシアを同時代的に眺める視点により、多角的に応答する。

目次

展望(古代西アジア―新石器時代からヘレニズム時代まで;ギリシアとヘレニズム―ポリスと周辺世界のダイナミズム)
問題群(古代オリエント文明の骨格―都市・農村社会と遊牧部族社会の形成;古代メソポタミアにおける神々・王・市民;古代ギリシアのポリス)
焦点(西アジア新石器時代における社会システムの転換;初期国家形成期のエジプト―ヒエラコンポリス遺跡にみる社会の複雑化;シュメール都市国家における王権と祭儀 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

14
ローマとセットにして西アジア地域と二項対立的に論じられがちだった古代ギリシアを西アジア史の文脈に位置づけたというのが特色ということになるだろうか。山花コラムで触れられている古代エジプトの女王が王朝末期に現れるというのは、日本の女帝と比較すると面白そうである。栗原焦点では古代ギリシアの少年愛について、愛され役の少年が長じて愛し役として成長しないと蔑視の対象となったというのが興味深い。阿部焦点のペルシアとギリシアが互いにどう見ていたのかという話も面白い。2024/02/14

(ま)

1
西アジア・ギリシア・エジプトの文明の黎明期~AD1世紀までの相互の影響関係、社会の興亡・変動を考古資料の蓄積を元に、唯物史観・定住農耕革命説を排して俯瞰的に、でも通史的ではない...2024/02/18

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