出版社内容情報
約137億年前,誕生直後の宇宙はプラズマ状態であったが,時間の経過とともに膨張し元素が合成され,やがて星や銀河を形成し今日の姿となった.こうした宇宙の成り立ちは物理法則で記述される.本巻は,この法則とその帰結について最先端を語り,計算が果たす本質的な役割,方法,成果を説明し,さらに将来の展望を述べる.
内容説明
約137億年前、誕生直後の宇宙はプラズマ状態であったが、時間の経過とともに膨張し元素が合成され、やがて星や銀河を形成し今日の姿となった。こうした宇宙の成り立ちは物理法則で記述される。本書では、この法則とその帰結について最先端を語り、計算が果す本質的な役割、方法、成果を説明し、さらに将来の展望を述べる。
目次
第1章 はじめに―宇宙の理解と計算の役割
第2章 宇宙の構成要素と宇宙の歴史
第3章 時空格子上のクォークとグルオンからハドロンへ
第4章 クォークからハドロン・原子核へ
第5章 星の一生と終末
第6章 第一世代天体と銀河の形成
第7章 宇宙の始まりと超弦理論
著者等紹介
宇川彰[ウカワアキラ]
筑波大学副学長・理事
青木慎也[アオキシンヤ]
筑波大学大学院数理物質科学研究科物理学専攻教授
初田哲男[ハツダテツオ]
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授
柴田大[シバタマサル]
京都大学基礎物理学研究所教授
梅村雅之[ウメムラマサユキ]
筑波大学計算科学研究センター教授
西村淳[ニシムラジュン]
高エネルギー加速器研究機構准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。