出版社内容情報
雪の結晶，動物の縞模様，人の指の指紋など自然界には多くの「形」が現われる．局所的な法則だけに従いながら，まるで誰かが全体をデザインしたかのような美しいパターンが現れるのはなぜか？ その数理的仕掛けの本質に迫る．
内容説明
六角形をした雪の結晶、動物のしま模様や人の指の指紋など自然界には多くの「形」が現われる。局所的な法則だけに従いながら、まるで誰かが全体をデザインしたかのように美しいパターンが現われるのはいったいなぜなのだろう？その数理的仕掛けの本質に迫る。
目次
１ うつろいゆくもの
２ 生まれるパターン
３ 広がるパターン
４ 粒子パターン
５ 自己複製と自己崩壊
６ 作っては壊す生成と消滅の循環構造
著者等紹介
西浦廉政［ニシウラヤスマサ］
１９５０年生まれ。１９７８年京都大学大学院理学研究科数学専攻単位取得退学。現在、北海道大学電子科学研究所教授。専門は、非線形解析
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感想・レビュー
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ぺ
2
物理学や数学の知識が不足していたこともあり、さくさくと進む議論を全て追うことはできなかったが、自己複製と自己崩壊のダイナミクスの面白さは味わえた気がする。2014/12/11
kai
1
パターンの形成とその広がりと相互作用．とくに自己複製と自己崩壊の繰り返し構造について．『非平衡ダイナミクスの数理』も読むとよい (たぶんそっちの方が詳しい)．2014/03/21
