岩波講座 物理の世界 物質科学の展開〈3〉カーボンナノチューブと量子効果

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  • サイズ B6判/ページ数 74p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000111263
  • NDC分類 420.8
  • Cコード C3342

内容説明

ナノサイズの“管”がもつ驚くべき物性を解き明かす。理論、実験、応用の最先端を紹介。

目次

1 グラフェンとナノチューブ―ナノチューブの構造を記述する
2 電子状態―なぜ金属にも半導体にもなるのか
3 電子状態の観測―光スペクトル
4 電気伝導
5 格子振動と電子‐格子相互作用
6 トポロジカル欠陥―格子空孔とナノチューブ接合
7 多層ナノチューブ―層間コンダクタンスのふるまい
8 ナノチューブトランジスタ―電気伝導の実験
9 おわりに―発展を続けるナノチューブ研究

著者等紹介

安藤恒也[アンドウツネヤ]
1945年生まれ。1973年東京大学理学系研究科物理学博士課程修了。東京工業大学大学院理工学研究科教授。専門は、物性理論。とくに低次元電子系における量子輸送現象、量子ホール効果

中西毅[ナカニシタケシ]
1967年生まれ。1995年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。産業技術総合研究所主任研究員。専門は、物性理論。とくにメゾスコピック系における電子輸送現象(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Steppenwolf

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本書をここに記録するのは気が引けるが一応記録しておく。斯界の最高権威と目される著者の解説と言うことで購入した。この解説で理解できる人ならはじめから本書を購入しないだろう。短いページ数でこのテーマを概説するのははじめから無理である。出版社と編集委員のお歴々に抗議したい。こんな本を安藤先生に出させるなと。どこでもいいから安藤さんに十分な分量の本を出版させてもらいたい。2007/05/07

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