出版社内容情報
ミクロに見れば,同じ原子・分子からなる物質が,マクロには固体や液体,あるいは気体へと変化していくのはなぜだろうか.こうした相転移のメカニズムとその臨界点における普遍性と特異性について「ゆらぎ」を軸に解説する.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺ
1
ほとんど理解できなかった。「状態の質的な変化」と言葉では簡単に定義可能な相転移も、熱・統計力学的アプローチで厳密に解釈しようとするとこれほど難解になるのか。2014/12/08
joyfuton
0
相転移や臨界現象に焦点をあてて、熱力学の基本から非平衡までを紹介する本。シミュレーションの絵なども載ってて楽しい。イジングモデルのもっと変わってるやつ(XYモデル)とか、知らないキーワードがいっぱい出てきてテンションがあがった。ただ、証明や数式はほとんどないので「ほんまかいな?」と思うところはあった。物理的に高度なことを言っててもさらっと流してしまいそうで怖いです。2013/10/23
1484h
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たいへん興味深いんだけど、難しくてあまり理解できなかった...2023/02/06