岩波講座 物理の世界 電磁気学〈1〉電磁気学への入門

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000111065
  • NDC分類 420.8
  • Cコード C3342

内容説明

日々利用する電気製品、そして静電気や雷など、電気や磁気の関わる現象は身近にあふれている。本書ではこれらの現象を記述する電磁気学の基本法則について、時間変動しない電場・磁場、そして磁場の変化が電場を生み出す電磁誘導を中心に解説する。電場や磁場の記述に必須のベクトル解析について、直観的イメージを重視して説明し、IH炊飯器やリニアモーターカーなど、具体例をもとに電磁気学の働くさまをいきいきと描き出す。

目次

1 真空中の電荷と電荷に働く力(電荷;クーロンの法則 ほか)
2 静電ポテンシャルと静電エネルギー(静電ポテンシャル(電位)
静電ポテンシャルの勾配 ほか)
3 導体と誘電体(導体と絶縁体;導体の性質と静電誘導 ほか)
4 静磁気(定常電流とオームの法則;ビオ‐サバールの法則 ほか)
5 電磁誘導(ファラデーの電磁誘導の法則;ファラデーの電磁誘導の応用 ほか)
付録

著者等紹介

笹尾登[ササオノボル]
1948年生まれ。1971年東京大学理学部地球物理学科卒業。1976年エール大学大学院物理学専攻修了(Ph.D)。京都大学大学院理学研究科教授。専門は、素粒子実験、高エネルギー物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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