岩波講座 憲法〈6〉憲法と時間

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  • サイズ A5判/ページ数 257p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000107402
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C3332

出版社内容情報

大日本帝国憲法の歴史と日本国憲法の制定過程、六十年にわたる憲法運用の歴史を再考し、また憲法改正限界論や憲法変動、抵抗権、国家緊急権、違憲審査などの「憲法保障」をめぐる諸問題を追求する、「時間軸から見た憲法」。

内容説明

憲法の問題群を時間軸から捉えると、どのように見えてくるか。国家の死滅と誕生、憲法制定権力という概念、大日本帝国憲法の歴史と日本国憲法の制定過程、六〇年にわたる憲法運用の歴史を再考する。また憲法改正限界論や憲法変動、抵抗権、国家緊急権、違憲審査などの「憲法保障」をめぐる諸問題を原理的に追究する。

目次

1 憲法と時間(革命と国家の継続性;「憲法」の概念―それを考えることの意味;憲法制定権力の消去可能性について)
2 日本憲法史・再考(大日本帝国憲法下の戦争指導;実定憲法秩序の転換と「八月革命」言説;日本国憲法の意義と運営)
3 憲法の保障(違憲審査の保障する憲法;国家緊急権;抵抗権と憲法遵守義務;憲法改正限界論)

著者等紹介

長谷部恭男[ハセベヤスオ]
1956年生。東京大学。憲法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴろし

0
読み終わったので、TLOに送付。2015/01/04

すずき

0
長谷部論文、南野論文は特に良い。これで憲法制定権力は死んだ。憲法改正とか憲法の規範性の根拠について検討する論文が集まっているので、その周辺に興味がある人は読んでみるとよいと思う。自分も憲法改正限界論についてレポートを書くにあたって結構読んだ。2018/11/25

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