岩波講座現代の物理学 〈第17巻〉 超伝導・超流動 恒藤敏彦

岩波講座現代の物理学 〈第17巻〉 超伝導・超流動 恒藤敏彦

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000104470
  • NDC分類 420.8
  • Cコード C3342

出版社内容情報

小社は先年,物理学の全体像を把握し次世代への展望を拓くことを意図し,第一級の物理学者の絶大なご協力のもとに本講座を刊行しました.幸い多くの読者の厚いご支援をいただき,強く再刊を望む声が寄せられています.このご要望にお応えし,各巻に補章を加えて最新の進展を取り入れ,装丁も新たに第2次刊行を開始します.

内容説明

超伝導・超流動の研究は、BCS理論の成功という大きなピークのあとも、Josephson効果、液体3Heの超流動、重い重子系での特異な超伝導などをめぐってめざましい発展をみてきた。さらに銅酸化物高温超伝導体が最近の大きな話題となっている。本書ではまず、一般化されたBCS理論を解説し、強結合理論、GL理論、そして内部自由度をもつ超流体の例として3Heの超流動を取り上げる。さらに、重い電子系と銅酸化物の超伝導の特徴をもとめ、今後の研究の出発点とする。

目次

1 超伝導と超流動
2 対凝縮の平均場理論
3 BCS理論
4 電子・フォノン相互作用による超伝導
5 Ginzburg‐Landau理論
6 液体3Heの超流動
7 いろいろな超伝導物質

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