出版社内容情報
小社は先年,物理学の全体像を把握し次世代への展望を拓くことを意図し,第一級の物理学者の絶大なご協力のもとに本講座を刊行しました.幸い多くの読者の厚いご支援をいただき,強く再刊を望む声が寄せられています.このご要望にお応えし,各巻に補章を加えて最新の進展を取り入れ,装丁も新たに第2次刊行を開始します.
内容説明
電磁気学は電気、磁気、光学現象の統一理論であり、ゲージ不変性という単一の原理から一意的に導くことができる。本書はこの統一場の理論という観点にたって電磁気学の論理構造を明確にし、電磁気的な諸現象の背後にひそむ基本原理を理解させることに力点をおいて書かれた。
目次
1 静電気現象
2 静磁気現象
3 電流による磁場
4 電磁誘導
5 電磁場の基礎方程式
6 電磁波
7 相対論的不変性
8 Lagrange形式のMaxwell理論
9 ゲージ場の古典論