出版社内容情報
東洋は,人類文明揺籃の地・東西文明交流の地であり,この精神世界の巨大な遺産を正しく評価・継承することは,現代必須の課題です.画期的なアプローチと第一線で活躍中の執筆陣を得た本講座は,1988年に刊行を開始し,好評裡に完結しました.東洋への思想的関心がいよいよ高まる今,読者からの強い要望に応えて三たび刊行します.
目次
1 かたち―日本思想の深層(湯浅泰雄)
2 たましい(中村生雄)
3 穢れの精神史(赤坂憲雄)
4 宝珠と王権―中世王劇と密教儀礼(阿部泰郎)
5 成仏のラディカリズム(山本ひろ子)
6 自然曼荼羅―認識フィールドとしての和歌(井筒豊子)
7 説話(出雲路修)
8 空間の「原型」(千田稔)
9 陰陽道(荒木美智雄)
10 日本のカミとカミマツリ(上山春平)
感想・レビュー
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- 和書
- シニア人材という希望