一橋大学経済研究叢書<br> 世界経済史から見た日本の成長と停滞―1868‐2018

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一橋大学経済研究叢書
世界経済史から見た日本の成長と停滞―1868‐2018

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  • サイズ A5判/ページ数 338p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000099288
  • NDC分類 332.106
  • Cコード C3333

出版社内容情報

近年の経済推計プロジェクトにより、明治から現在までの日本の経済発展は、新たな知見のもとで分析が可能となった。本書は、経済発展の要因と影響を都道府県レベルから分析するとともに、1700年以降の世界経済システムの変遷との関連を読み解く。さらには90年代以降の長期停滞についても、その構造的原因を解き明かす。

内容説明

江戸時代後半に一人当たりGDPで中国を追い抜き、明治維新の改革で植民地化を回避し、戦後は世界初の高度成長や長期停滞を経験するなど、日本の経済発展は世界史の中でも特に興味深い事例である。日本および海外諸国に関する最新の超長期統計を元に、世界経済史の視点から日本の成長の原動力と停滞脱出の方策を解き明かす。

目次

序章 超長期で見た日本の経済成長の特徴
第1章 供給側から見た成長の源泉―1885‐2015年
第2章 均衡成長と趨勢加速―1868‐1913年
第3章 不均衡成長―1914‐1940年
第4章 敗戦と高度成長―1941‐1970年
第5章 安定成長から長期停滞へ―1971‐2018年
終章 停滞脱出への方策

著者等紹介

深尾京司[フカオキョウジ]
1984年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(経済学修士)。99年より一橋大学経済研究所教授。2001年より経済産業研究所(RIETI)ファカルティフェロー、11年よりプログラム・ディレクターを兼務。18年より日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所長。専攻はマクロ経済学、数量経済史、国際経済学。主な著作に『「失われた20年」と日本経済―構造的原因と再生への原動力の解明』(日本経済新聞出版社、2012年、第55回日経・経済図書文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hurosinki

5
超長期のスパンで日本経済を扱っているのが特徴。個人的には日本経済停滞の要因としてデマンドサイドの問題(貯蓄超過)も指摘していることが新鮮だった(5章第2節)。14-15世紀にはアジアの中でも特に貧しかった日本は、江戸期後半には一人当たりGDPで中国を追い越す(小分岐)。江戸時代の相対的な高成長は、非農業部門の発展や統治の安定性、知識の普及に加えて統治の分権性からも説明しており、開国はこの分権的な統治体制を動揺させた(p41)。列強へのキャッチアップには明治維新による中央集権化を必要とした(1/13)2022/01/19

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