出版社内容情報
マクロ経済学の2大潮流(古典派経済学とケインズ経済学)を踏まえた政策の理論的分析と,日本経済のデータ解析による政策パフォーマンスの検証を通して,マクロ安定化政策の成果を示し最適な政策運営の姿を提示する.
内容説明
マクロ経済学を二分する二つの潮流(古典派経済学とケインズ経済学)の理論的な考えかたを整理した上で、マクロ安定化政策のあり方を分析。併せて一九六〇年代後半以降の日本経済のデータを駆使して現実の財政金融政策のパフォーマンスを検証。マクロ安定化政策の挙げた成果を明らかにし、最適な政策運営の姿を提示する。
目次
第1部 マクロ経済学の系譜と日本経済の構造(マクロ経済学の系譜と展開;日本経済のマクロモデルと構造変化;戦後日本の景気循環とマクロ安定化政策)
第2部 政策目標・政策手段と最適政策(マクロ安定化政策の基礎;長期のマネタリスト・ルールと短期のオーバーシューティング;マネーサプライ・ルールとマクロ経済の安定化)
第3部 日本のマクロ安定化政策(日本の金融政策の目標と制御可能性;財政政策の内部ラグと外部ラグ;長期の政策目標とマクロ安定化政策)
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- 和書
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