出版社内容情報
教育体系のなかで副次的とされてきた職業教育の歩みとその特質とを,戦前期は経営者史により,戦後期は実態調査の結果をふまえて解明する.「働きながらの訓練(OJT)」の限界とその課題を提示.
内容説明
職業教育は、日本の教育体系では普通教育に比して副次的な地位を与えられてきた。明治以来の企業内教育の歩みとその特質を戦前期は経営者史により、戦後期は実態調査の結果を踏まえて明らかにする。また、職業教育が企業内訓練によって担われた理由を考察するとともに、「働きながらの訓練(OJT)」の限界とその克服すべき課題を提示する。
目次
産業教育に関する古典的見解
第二次大戦前鉱工業における職業教育
高度成長末期の企業内教育
石油危機直後の職業教育
企業内教育と公共職業訓練
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