出版社内容情報
妻や恋人に暴力をふるう男性の存在が社会的問題となっている.暴力をふるってしまうことに自ら悩む加害者男性の専門相談と自助グループ活動に日本で初めて着手した著者が,その実践を通して暴力克服の試みと可能性を語る.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ybhkr
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1999年刊。2003年発行の本では、DVは病気でも嗜癖でもないとされている。現在、ストーキングは一種の嗜癖とされているが、DVはどうだろう。執筆当時のDV男性(バタラー)に対するカウンセリングの酷さ=暴力さえふるわないで女房を懐柔しろ云々から始まり、現在は改善を見せているものの、自分の思い通りにならない妻(彼女)なんていらない、なんで自分がこんなことをしなくてはならないのか、と辞めていくいう男性の方が更正するよりも圧倒的に多いと言う。この結果、やはりDVは病気や嗜癖ではなくパーソナリティだと確信した。2017/02/23
ぽ@8001
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大体このころ読んだ覚えがある。そのときまだ心もとなかったけど。2014/08/04
まつ
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古い。字が多い。しかし加害男性をどう回復させるかという視点で書かれている点で貴重。新版があるらしい。2015/02/15
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- 和書
- どんなわたしも愛してる