出版社内容情報
浄土真宗の開祖親鸞は,その主著「教行信証」において他力信心による現世での往生成仏を説き,真宗の哲学的基礎づけをおこなった.真宗開宗の根本聖典.中世日本が生みだした最高の思考の結晶.
内容説明
外来思想である仏教を、日本人はどのように受け容れ、わがものとしてきたのか。新しい仏教思想の確立をはかった先人たちの著述は、普遍的な真理を求める情熱と、それを日本の精神風土のなかに生かそうとする苦闘を今に伝えて、現代人の感動をよぶ。『日本思想大系』から仏教関係書10巻を選び出して新装版として贈る新シリーズ。
目次
教行信証