岩波アート・ライブラリー
グスタフ・クリムト―女たちを描いた画家

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  • サイズ A4判/ページ数 121p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784000089845
  • NDC分類 723.346
  • Cコード C0371

内容説明

世紀末ウィーンの画家クリムトにおけるエロティシズムと女性の意味を、生涯の伴侶エミーリエ・フレーゲとの関係を通して、再検討する。

目次

グスタフ・クリムト―ウィーン芸術界の問題児
芸術家と世間
エミーリエ・フレーゲ
グスタフ・クリムトから見たエミーリエ・フレーゲ
改良型ドレスの流行―ある生活様式の表現
葉書―叶わぬ恋の証?
画家とモデル―クリムトとミッツィ・ツィマーマン
画家と依頼人―クリムトとアデーレ・ブロッホ=バウアー
『接吻』
クリムトとそのモデルたち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

65
クリムトは、まさにユーゲントシュティールの時代を生き、そして時代をリードしてきた。この時代のウイーンの街にこれほどに似合う画家もいないだろう。時には限りなくモダンで、また時には華麗な金色を駆使し、官能的にして頽廃的でもあった。絵の中の女たちの纏う服も、まさしくセセッションそのものだ。彼の絵は1900年あたりを境に大きく変貌した(そして我々の知るクリムトが誕生した)こともよくわかる。それ以前は、あたかもスーパーリアリズムといったタッチだったのだ。なお、表紙は「ダナエ」よりも、やはり「接吻」が良かったか。2013/07/20

takakomama

1
クリムトの女性を描いた作品集。人生の伴侶エミーリエ・フレーゲとはプラトニックな関係なのに、アルマ・マーラーやモデル達とは派手な女性関係。クリムトやエミーリエ、彼女のブティックの写真などで、当時の様子がよくわかりました。 わかりやすい文章と、大きめの文字で読みやすかったです。2015/12/18

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