内容説明
ヨーロッパによる第一次世界分割戦争のあと、イギリスは、いち早く新領土を求めて、南半球に想定された巨大な大陸の探索にのり出す。相次ぐ大航海事業の現場にあって手探りする海軍軍人たち、その肉声を伝える三者三様の航海日誌が語り出す。
目次
バイロン航海日誌
ロバートソン航海日誌
カートレット航海日誌
バイロンへの秘密訓令
ウォーリスとカートレットへの秘密訓令
著者等紹介
原田範行[ハラダノリユキ]
1963年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。杏林大学教授、博士(文学)。18世紀英文学・比較文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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