17・18世紀大旅行記叢書
マラニャン布教史・マラニャン見聞実記

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  • サイズ A5判/ページ数 495p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000088442
  • NDC分類 296.2
  • Cコード C0322

出版社内容情報

17.18世紀ヨーロッパには,地球全体をくまなく知り尽くそうとする新しい航海・旅行者が輩出し,「発見」はヨーロッパの独占事業となってゆく.本叢書は海賊,布教者,放浪の元東インド会社職員,国境を越えて活動する自然探究者など多彩な書き手による個性的な作品を収録,第I期と併せて世界史上の独自な運動の実態に迫る.

目次

マラニャン布教史(クロード・ダブヴィル)(マラニャンへの旅行の企てについて;乗船、そしてイギリス到着までに見舞われた嵐について;われわれがイギリスを出立した次第、およびその後に遭遇したことども;サン・タンヌ小島到着、島の祝別および十字架建立の次第;マラニャン島上陸の次第、そして砦の設計について ほか)
マラニャン見聞実記(イーヴ・デヴルー)(聖フランチェスコ聖堂および聖ルイ聖堂の建立について;初期における世俗のことがらについて;聖ルイ砦の建設について、および原住民の土を運ぶ熱心さについて;タピナンボ族によるアマゾン遠征のための準備について;フランス人が原住民とともにアマゾンへと出発した次第 ほか)

著者等紹介

大久保康明[オオクボヤスアキ]
1952年生。東京大学教養学部教養学科卒。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。東京都立大学人文学部教授。フランス文学専攻
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