出版社内容情報
高度成長以前、私たちの暮らしはどんなだったのだろうか。貴重な写真が語る5つの土地の昭和30年代。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
J.T.
7
尾道の吉和漁港を母港に、小さな船を生活の場として海に生きた漁民たちの生活のルポ。昭和30年代の写真が主なので、自分が生まれる10数年前までこういう光景が見られたのだな、と思うと少しワクワクする。交通の便の悪い瀬戸の小さな島々にとっては、食料品だけでなく、新しい情報を仕入れるメディアのような役目も担っていたらしい。一方漁民たちは彼ら島の人々の育てる野菜をもらったり、お風呂を借りたり、漁具の調達を頼んでいて、そういった家には年に数度、海産品を送るような、山と海の交流が数世代にわたってあったとのこと。2021/03/12
tkm66
1
10年くらい探していた本・大変楽しい!・・でも今世紀ではこんな〈エイジアンな・垢まみれなニッポン・はSF世界史〉くらいの認識、なのかな。たかだか70年前だが。2024/04/30
-
- 和書
- メキシコ経済の基礎知識




