ケンブリッジ西洋美術の流れ 〈1〉 ギリシア・ローマの美術 スザン・ウッドフォード

ケンブリッジ西洋美術の流れ 〈1〉 ギリシア・ローマの美術 スザン・ウッドフォード

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  • サイズ B5判/ページ数 124p/高さ 26X18cm
  • 商品コード 9784000084413
  • NDC分類 702.3
  • Cコード C0371

出版社内容情報

古代ギリシアから20世紀にいたる3千年の西洋美術の歩みへ,気鋭の美術史家が大胆に切り込み,コンパクトな全体像を描く.概説とは違うヴィヴィドな説明は,知的興味と創造力をかきたて,おのずと「見る眼」をつくる.

内容説明

西洋美術の礎を築き、古典様式に到達したギリシア人の営みは、偉業と呼ぶにふさわしい。本書は、ギリシア美術を斬新な切り口で分析し、またローマ人がいかにギリシアの傑作の模倣の上に自らの芸術を創造したかを、刺激的に説き明かす。優れた啓蒙書である。

目次

1 アルカイック期・クラシック期―発展と諸問題(丸彫彫刻;ギリシア神殿とその装飾;絵画と陶器画)
2 紀元前4世紀とヘレニズム期―革新に次ぐ革新(彫刻;絵画;建築と計画)
3 ローマ美術―ギリシアの遺産の採用と改変(ローマの肖像と浮彫;ローマ絵画;ローマ建築―適応と発展)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

背川

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古くて薄いリーフレットみたいな本だったのでぱらぱらめくるつもりで借りてきたら、思わぬ当たり! 大きく三分した時代それぞれについて、さらに彫刻・絵画・建築の三章を立てて、代表的な(しかし並みの概説書では見落としがちなものまで)作例を引いて解説を加える。むしろある程度の基礎知識はないと厳しいと思うけど、例えば『アルテミシオンのゼウス』は「横から見るとショボい」とか、「な、なるほど!」ってなる言及多し。図版は小さいけれどなかなか行き届いている。建築が詳しいのが地味に嬉しい。2010/10/15

脳疣沼

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真面目に美術の勉強をしてみようと思って、一番手頃な厚さの本書を手に取る。丁度いい分量で読みやすい。しかし、二千年以上前に、あの美術作品が作られているのをみると、なんとも不思議な気持ちになる。2021/04/24

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