出版社内容情報
「決定的瞬間」の前後に彼は何を見ていたのか。大戦後、展覧会のために自ら焼付け、準備した幻の写真帖の全貌を初めて紹介。
【写真】アンリ・カルティエ=ブレッソン
【解説】マルティーヌ・フランク(アンリ・カルティエ=ブレッソン財団代表、写真家)
アニェス・シール(アンリ・カルティエ=ブレッソン財団ディクター)
ミシェル・フリゾ(フランス国立科学研究所主任研究員、写真史家)
【翻訳】堀内花子
内容説明
「決定的瞬間」の前後に写真家は何を見ていたか。1947年にニューヨーク近代美術館で開催された大展覧会のために自ら焼き付け、準備した幻の写真帖の全貌を初めて紹介。貴重なヴィンテージプリントがその謎を解き明かす。
目次
序(マルティーヌ・フランク)
1冊の「スクラップブック」の物語(アニェス・シール)
すべては予測不能のまなざしから―1冊の写真アルバムの教訓(ミシェル・フリゾ)
「スクラップブック」の写真
写真一覧
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
15
ブレッソンさん、稀代の写真家というキャッチコピーを読み、ちゃんと見てみようと思って図書館に注文。3キロはあるという分厚い写真集。期待しながら自宅に持ち帰る。結論を言ってしまうと、よく分からない。どこが「稀代」なんだろう。最近思うのだけど、写真の善し悪しはどこで判別するのだろうという疑問がますます深まってしまう。もう一冊、図書館に注文していて、これにも同じコメントを書きそうな悪い予感がする(笑)。2021/02/10
deerglove
1
実は図書館で借りたのですが、本当はこういう本こそ買って手元に置きたくなりますね。瞬間の魔術師?たるブレッソンの面目躍如な作品集2015/09/17
蘇芳
1
教科書として再読2011/10/18
蘇芳
0
ナチス女性の続きがあったのか2011/07/20