- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(西洋)
出版社内容情報
冷徹な眼力と的確なデッサン力で描かれた諷刺画は時代の貴重な証言である.明治中期の日本の世相・風俗・事件を版画によって活写したビゴーの素描群は近代史のえがたい史料といえよう.六百余点を収めた初の集成.
内容説明
明治の日本人が、当然のととして記録にもとどめなかった日常生活の諸相を活写した風俗篇。代表作『日本人生活のユーモア画集』シリーズをはじめ『正月元日』『東京芸者の一日』『日本人の生活』等より精選した270余点はユニークな日本人論でもある。
目次
銅版画集
木版画
影絵漫画
ゾラ『ナナ』の挿絵
翻訳小説の挿絵
『正月元日』
『国会議員之本』
『警官のたぼう』
『大日本』
『東京芸者の一日』
『日本人の生活』(第2次)
『日本人生活のユーモア画集』
『1897年の日本』
「巣鴨外人刑務所訪問記」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
5
身長が160㎝と低かったことが日本人との交流に益した。警官の生態に興味。元士族だけに威張っているが、家庭では貧に苦しむ/遊女の控え所、女湯(混浴もある)など女性しか入れない処に間違えたふりをして?活写の腕は確か/東京藝者、優雅な生活、売春ではないプライド。芸者と結婚する政治家に驚き/酔っぱらいの醜態、特に正月は…/代議士はいい商売だが、暴漢に襲われる危険と裏腹/海水浴に子供は裸、女は浴衣?/汽車の旅、居眠りが多い/農作業など裸体が多い/人力車にも格がある/洋行帰りが我らの文明に比べれば取るに足らん、と演説2020/06/14
-
- 電子書籍
- 後宮の夜叉姫【分冊版】 8 FLOS …