出版社内容情報
1956年と1986年、2つの8月15日に人々はどんな暮しを営み、なにも催していただろうか。
内容説明
岩波写真文庫『日本―1956年8月15日』は、この日を主題として写真コンテストを行ない、寄せられた読者の写真を編んで作られた。これは当時としては画期的な試みであった。その後の変化はわたしたちの生活にどう反映しているのか、30年前と同様な方法で見てみたい―、本書はこうして生れた。選考にあたっては予断を持たずに、さりげない人の生活を再現しようと考えた。些細な生活こそ普遍的であろうと信じたからである。